• 資料番号052021

資料名電接時計

製作者 梅北機工(株)
寸法 縦 130mm、横 150mm、高さ 100mm

ゼンマイの動力で駆動する実験計測用の時計であり、時計の脱進機(だっしんき/エスケープメント/escapement)に連動する電気接点で一定の時間間隔で電気接点を「閉」にする。
この電接時計は 計測対象の変化の早さに合わせて一定時間間隔として 1秒、1/2秒、1/5秒を切替スイッチで選べるようになっている。

実験計測の際にはペン書き式記録計と組み合わせて、電接時計の一定時間間隔の信号と 計測対象の信号を同じ記録紙に記録し、時間ベースの計測対象の変化を知ることが出来る。
例えば、船の舵角を舵角指示器で目視して一定舵角毎に手動で手元スイッチを「開」「閉」するとともに、船の方位角を羅針盤で目視して一定角度毎に手動で手元スイッチを「開」「閉」し、それらの信号を電接時計の一定時間間隔の信号とともに同じ記録紙に記録すれば、船の操縦性を解析するための実験記録を得ることが出来る。
なお、時計の目盛りは0~60、切替スイッチは 1S, 1/2S, 1/5S, START・STOP SWITCH, 電線接続用の端子などが設けられている。

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